【鬼滅レポ】吾峠呼世晴原画展に行ってきました
「鬼滅の刃」の吾峠呼世晴先生の原画展に行ってきました!
会場内は9カ所に分かれており、ひとつひとつが章となって、漫画の最初から最後まで原画とともに振り返るような展示となっています。
序章から順を追ってレポしていくよ!
※まだアニメ化されていない場面もあるので、漫画を最後まで読んでいない方はネタバレ注意です。
【序章】煌(きらめき)〜不滅への旅立ち〜
入ってすぐの【序章】は、漫画の各表紙と、炭治郎と禰󠄀豆子の等身大オブジェの展示です。
こちらは撮影OKだったのでいっぱい撮ってきました。
お館様も連れて行ったよ。さて、出発です!
【壱ノ章】絆(きずな)〜兄と妹、そして仲間たち〜
ここから先は撮影NGなので、思い出しつつ綴っていこうと思います。
まずは炭治郎と禰󠄀豆子の名場面を原画とともに振り返りました。
原画を飾っている壁にも、大きく絵が描かれていて、遠くから眺めているだけでも圧巻!
炭治郎は主人公なので一番絵も多かったはず。その分選ぶのも大変だったと思うのですが、各名場面の原画はしっかり飾ってありましたよ。
原画は30cm以内には手荷物含め立ち入れないようになっていたので、目を凝らしてじっくり拝見してきました。
原画のサイズはB4なので少し遠くからでも絵は見れますが、修正後(ホワイト)や、枠外に書かれたメモなどまで見れるので、普段眼鏡はかけないけど、車を運転するときは眼鏡必須のような方は眼鏡やコンタクトをしていくことをおすすめします。
【弐ノ章】鬼(おに)〜人の果て、悲しみの果て〜
さて、わたしはここがお目当てでした。
入ってすぐに展示してあったのが我らが推し、童磨(どうま)です。
生まれつき日本人には珍しい目の色をしていた童磨は、小さい頃から宗教の教祖として祀り上げられていました。頭も人一倍動くため、それとなくこなすことはもちろん、教祖として立派に務めを果たしていたのですが、人としての心を持っていなく、人が感じる喜びや怒りを感じたことができません。これは鬼になってからも同じことでした。
童磨のキャラクターは常に明るく、飄々と振る舞い、死ぬときもニコニコしていたので一見悲しく思われないこともあるかもしれませんが、人として生きる上で「感情」を感じることができなかったのはじつは一番キツイ過去なのでは?と思わずにはいられません。
童磨のコーナーは多分一番時間をかけて見たかもしれません。やっぱり人気もあるのか、人もそこそこ集まっていました。アニメが楽しみですね!
コーナーごとは順路がなく、行ったり来たり自由に見てOKだったので、空いているところから見ていったのですが、一番空いていたのは無惨様か黒死牟でした。黒死牟の目のところの皺ひとつひとつまでじっくり見れたのは感動。
あと鬼コーナーで心に残っているのは、猗窩座。
猗窩座は無限列車編で登場しているのもあってか人一倍混雑していたのですが、裏面に飾ってあった、顔半分が猗窩座、もう半分が狛治の原画を見た時は思わず涙が溢れてしまいました。猗窩座の過去編は辛すぎてみんな絶対好きになってしまう。
あと累くんのコーナーも家族とのやりとりを振り返ることができて、ここでもまた涙。
鬼コーナーは心にぐさっとくるものが多くてハンカチなしには見れませんでした。
【特別章】無限城顕現
鬼コーナーを経てからの無限城はグッと来るねぇ。
床の一部は鏡張りになっていたので、本当に上下がわからなくなる錯覚にさせてくれます。
パワハラ会議でひとりだけ正解の回答ができたえらい子。
【参ノ章】柱(はしら)〜絶対なるその呼吸〜
ここからは柱のコーナーです。
鬼殺隊最強の9名の柱の名場面を振り返ります。
天井にはそれぞれの呼吸の型を再現したオブジェも飾られていて、思わず「わあ…!」と声が出てしまうほど!
特に圧巻だったのは煉獄さんと甘露寺ちゃんでした。
蜜璃ちゃんはまだアニメでは日輪刀が登場していないので、鞭のようにしなった長い刀を実際に目にできて思わず感動です。
蜜璃ちゃんは伊黒さんと向かい合い(?)だったかな…隣だったか、近い場所に展示されていたので助かりました。おばみつは最高です。
柱コーナーは満遍なくどこも混雑していました。でもやっぱり一番は義勇だったかも。
煉獄さんの名場面はやっぱりきついですね…。
映画の無限列車編を思い出してここでもまた涙。ハンカチはもうびしょびしょです。
【肆の章】繋(つなぐ)〜全てを懸けて〜
さて、ここからは漫画でもかなり終盤のところを一気に振り返ります。
これまでの柱との思い出や、伊之助の過去、縁壱の原画も拝見できました。
伊之助の過去は童磨ちゃんも深く関わっているので思い入れもあるのですが、何せ辛い。とても辛い。
母の想い、家族の想いなど、鬼滅で伝えたかったメッセージがここでは一番よく出ていたように思います。温かみのある場所でした。
【伍の章】刻(とき)〜千年の夜明け〜
無惨様との決死の総力戦を振り返ります。
夜明けまでの刻とともに、手に汗握る白熱した闘いの場面です。
ここも辛い。
ここではやっぱりわたしのように涙を流している人も多く、それだけ心が強く動かされるシーンなのだと確信したコーナーです。
【終章】継(つぐ)〜幾星霜を越えて〜
最後には、鬼滅の刃の最終話である現代の名場面の振り返りです。
死闘を繰り広げた炭治郎たちの子孫は本当に平和で、幸せに溢れた世界。
鬼なんていなかったら、鬼殺隊に入っていなかったら、こんなふうに過ごしていたのかなというような理想の世界が描かれていて、これまでの死闘を乗り越えた今だからこそ改めて振り返るとやっぱり泣いてしまうよね。ここも結構くるものがある。
最後には「生まれてくることができて幸福でした」からはじまるメッセージもあり、涙腺は限界を迎えました。
公式ショップでは珠世さんのラムネと鬼のミニ缶バッチを購入
珠世さんのラムネは、蟲柱との共同開発の元制作された処方箋薬だそうですよ。
こちらは入場特典のミニ色紙と、カードスタンドです。
ミニ色紙は誰でももらえるのですが、カードセットはグッズ付きの券を購入しないともらえないので注意。
カードスタンドはしっかりした化粧箱に入っていましたよ。
カードスタンドは蛇腹になっていて、各柱とお館様、カードは炭治郎と縁壱、玄弥、炭治郎、無一郎の2枚が入っていました。
吾峠呼世晴先生の原画展、本当に楽しくて感無量でした。
正直民度はそこまで…ではあったのですが、先生の絵を間近でじっくり拝見できたのは初めてだったのですごく感動してしまい、一枚一枚時間をかけて見てきました。
もうちょうどアニメでは遊郭編もスタートしましたね!
動く堕姫ちゃんと妓夫太郎が早く観たい!妓夫太郎の声も気になります。
鬼滅の刃は完結しましたが、これからアニメで最後まで追えるのが楽しみです。
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